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木村彩子(きむら・さいこ)
1979 東京都生まれ
2003 東京造形大学絵画科卒業
2004 東京造形大学絵画科研究科修了
個展
2002 「日傘とアイス」node (東京)
2004 「窓のビュー」 群青&salon as
salon (長野)
2006 「春夏秋冬と」 switch
point (東京)
2007 「sansaku
nikki」 GALLERY TSUBAKI GT2 (東京)
「まぼろし日和」 switch
point (東京)
2008 「山のあるとこ川のあるとこ坂のあるとこ」 BANANA MOON(長野)
群青&salon as
salon(長野) tonico(長野)
「上って下って遠回り」switch point (東京)
「いいきせつ」switch
point (東京)
「秋の夜長」 Gallery & Bar ノラや(東京)
グループ展
2001 「六月の現状」 銀座小野画廊 (東京)
2004 「みどりの風3」 GALLERYかれん(神奈川)
「テレク展」 UPLINK
GALLERY(東京)
2005 「親子の発表会」 GALLERY
KUBOTA(東京)
2007 「帽子と絵」 千駄木空間(東京)
「第6回 尾道帆布展 キャンバス」(広島)
2009 「Landscape」 GALLERY
CAPTION(岐阜)
「帽子と絵」 群青&salon as
salon(長野)tonico(長野)
「つばめブックス発行記念展」switch
point(東京)
「Paintings」 GALLERY
CAPTION(岐阜)
「板津版画工房展」万国橋ギャラリー(神奈川)
「kukunochi」 現代HEIGHTS
Gallery Den&ST(東京)
「テキーラオールスターズ」 gallery cafe nimodo honjo (東京)
「Paintings:02」GALLERY
CAPTION(岐阜)
「雨が降り草が揺れ 光が届き音が鳴る 影が伸び川に流れ 花が咲き虹は出る」
switch
point(東京)
「Happy Days」switch
point(東京)
超京都" 杉本家住宅(京都)
読売新聞夕刊 連載小説「あかりの湖畔」挿絵担当
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天 本 健 一 tenmoto kenichi
1976年
神奈川県横浜市生まれ
2002年
東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
個展
2002年 ギャラリーかれん(横浜)
2004年 群青 salon as salon(松本)
2005年 「風景としての建築」 switch point(東京)
2008年 あきる野 ふるさと工房(東京)
ギャラリーニモード(東京)
2009年 switch point(東京)
グループ展
2001年
「夜稲派 meltdown」/ アートランド(東京)
2002年
「みどりの風展」/ ギャラリーかれん(横浜)
2003年
「みどりの風展2」/ ギャラリーかれん(横浜)
「絵をかく人々の集い」展/ ギャラリーかれん(横浜)
2004年
「みどりの風展3」/ ギャラリーかれん(横浜)
「絵をかく人々の集い展2」/ ギャラリーかれん(横浜)
「テレク展」/ UPLINK GALLERY (東京)
2005年
「二月の庭」/ 饗茶庵 山の家 花蓮(鹿沼)
「みどりの風展4」/ ギャラリーかれん(横浜)
「三人展 大槻英世 天本健一 山本祐子」/ ギャラリーかれん(横浜)
「絵をかく人々の集い展3」/ ギャラリーかれん(横浜)
「light house vol.2
peaceful in landscape」/ switch point(東京)
2006年
「絵をかく人々のチャリティ展2006」/ ギャラリーかれん(横浜)
2007年
「現代美術作家小品展もっとテキーラくれU」/ギャラリーカフェニモード(東京)
「井上実 天本健一展 散歩と部屋」 / 文房堂ギャラリー(東京)
「かれん芸術祭」 / ギャラリーかれん(横浜)
2008年
「ART IN TIME AND STYLE MIDTOWN VOL.3 “DRAWING”」
/TIME
AND STYLE MIDTOWN(東京)
「もっとテキーラくれくれI」 / ギャラリーニモード(東京)
「MARKET TRACE 2008」 / アートトレイスギャラリー(東京)
「絵をかく人々のチャリティ展2008」/ ギャラリーかれん(横浜)
2009年
「echo展」 / 文房堂ギャラリー(東京)
「テキーラ テ キエロ 〜アートに恋して〜」 / ギャラリーニモード(東京)
「絵をかく人々のチャリティ展2009」/ ギャラリーかれん(横浜)
2010年 「シブヤ ペインティングス」 / ギャラリーニモード(東京)
「みんなのアート大集合」/ ギャラリーかれん(横浜)
2011年 「テキーラオールスターズ」 / ギャラリーカフェニモード本所(東京)
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「転々と 天本健一 木村彩子」 展 に寄せて
木村の描く風景画は露光過多により白飛びを起こした映像を想わせる。強すぎる光のもとで映像は色褪せ形を失う。
それはまるで目眩を起こし失神する寸前に脳裏に焼きつけた残像のようだ。
木村はいう、眼はいつも絵にしたい風景を探していると。しかし残酷にも絵画は風景を遠ざけてしまうのだ。
強すぎる光への憧れがそうさせるのか。明るみに晒された真実を知り、オイディプス王は自ら両目を潰し闇にこもった。
光のただ中に佇み続けるのが画家であるのなら、木村もいうように絵を描くとは辛い所業であることは間違いない。
天本もまた風景を描くことの困難さに対峙し続けている画家である。天本は問う、風景とは誰のものなのかと。
目の前に広がる風景が本当に画家によって見いだされたものなのかと。
おそらくは故郷の風景を喪失した現代人にとっての風景画が問題となっているのではないか。
彼は自ら造り上げた粘土細工の家の模型を風景に見立てることで、その問いに解決を見いだしていく。
それはどこにも存在しない画家の内なる風景であり原風景でもあるのかもしれない。
しかし今回の新作においてその建造物は骨組みだけとなっている。
そこには今日の日本の状況が重ねられているのだろうか。
今年私たちが目の当たりにしたのは風景の消失する様であった。白地に白で描かれたその絵もまた
テレビ画面を見つめながら目眩を起こしそうな真っ白な意識の中で我々の脳裏に焼き付いてしまった残像のように思えてくる。
「転々と」と題された今回の展覧会。様々な連想を誘う。転々と住まいを変えて生きる我々の姿。
またアルファベットでは「tentent」と表記されているのだが、これはTen Tentと読むこともできる。
十のテント、十人十テント。それぞれがそれぞれのテントを理想の風景の中にたてること。
しかしそれとて仮の住まいに変わりはない。
いにしえの山水画家たちは終の棲家を求めて理想の風景を描き続けていた。
故郷に立ち入ることも許されない人々を生んでしまった今日の日本において風景画を描くということ。
そのことの意味するところはかつてないほどに重い。
岩熊力也
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